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しみ・そばかす・肝斑・くすみ

しみ・そばかす・肝斑・
くすみ…悩みに応える
美肌ケアを

しみやそばかすは、表皮の基底層で作られるメラニン色素の沈着が原因です。その主な要因には、加齢、怪我や火傷後の色素沈着、化粧品による刺激、生活習慣の乱れ、ストレス、遺伝などがあります。まずはシミの原因や種類、メカニズムを理解し、適切な対策を講じて美肌を保つことが大切です。

このような肌トラブルは
ありませんか?

「しみ」「そばかす」「肝斑」「くすみ」などお肌のトラブルは、放っておくと悪化してしまうこともあるため、早めのケアが重要です。まずは、自分の肌状態を見直し、適切な対策で美しい素肌をめざしましょう。

このような肌トラブルはありませんか?
  • にきび跡の色素沈着が茶色いしみとして残っている
  • 30代後半を過ぎ、しみが増えてきた
  • 小さいけれど色が濃いしみができてきた
  • 肝斑が目立つようになってきて気になる
  • 他院で受けたレーザーや光治療でしみがかえって濃くなった気がする
  • 何年もしみ治療を続けている
  • 高額な化粧品やエステでもしみに効果がなかった
  • かゆみや炎症はないが肝斑が目立つようになってきた
  • 肌に近い色や茶色の斑点が現れる
  • 肌のざらつき・ごわつきを感じる
  • 肌にハリがなくなってきた
  • 肌が乾燥していてカサカサしている
  • 肌が皮脂でベタついている
  • 目の下にクマがある
  • 朝と夕方では顔色が違う
  • ファンデーションをつけると色ムラや浮いた感じがする
  • 首と比べ、顔が暗く見え、冷たく感じる
  • 全体的に青黒い・赤黒い・黄色~茶色っぽい

など

しみの原因と種類

しみの原因

シミは、メラニン色素が皮膚に沈着し、排出されずに残っている状態です。皮膚は角質層、表皮、真皮の3層からなり、このうちの表皮の下層にあるメラノサイトがメラニン色素を生成します。この色素は新陳代謝(ターンオーバー)により角質層へ押し上げられ、最終的に排出されます。しかし、ターンオーバーの乱れやメラニンの過剰生成により色素が沈着し、シミが発生します。特に皮膚が薄い部位や紫外線ダメージを受けやすい箇所、例えば額、目の周り、頬、口周囲、手の甲や手首などにできやすいです。

しみの種類

シミには様々な原因や種類があり、複数の症状が重なっている場合も少なくありません。一部の治療が特定のシミに逆効果となることもあるため、適切な治療には専門医の慎重な診断が必要です。
当院では、皮膚科医が丁寧に症状を診察し、患者様のご希望をうかがった上で、最適な治療方法をご提案しています。

老人性色素斑

最も一般的なタイプのシミで、通常30代以降に目立ち始めますが、体質や環境によっては20代でも発生することがあります。紫外線を浴びやすい頬、こめかみ、手の甲にできやすく、色は淡褐色から濃褐色まで様々です。大きいものでは数cmに拡がる場合もあります。

肝斑

額、頬、鼻の下、目元、口周りなどに左右対称で境界が曖昧な薄いしみであるため、くすみとして認識される場合もあります。主に30代以降の女性に多く、妊娠中、更年期、ピルの使用などホルモンバランスの変化が原因で発生しやすいと言われています。

雀卵斑(そばかす)

雀卵斑(そばかす)は、頬や鼻周り、肩、背中などに数mm程度の小さなシミが左右対称に多数現れる状態です。背中やデコルテ、首、肩、腕、手の甲にもできることがあります。メラニン色素の過剰生成と沈着が原因で、遺伝的要因が大きく関与しています。

炎症性色素沈着

火傷や傷、にきび、湿疹の跡など、炎症によって過剰生成されたメラニン色素が排出されずに色素沈着することで生じます。通常は半年から1年ほどで薄くなりますが、ターンオーバーの乱れや紫外線の影響で長期間残ることもあります。

脂漏性角化症(老人性いぼ)

褐色から黒色のしみが徐々に隆起したもので、老人性イボとも呼ばれます。顔や体にできやすく、盛り上がりが少ない場合はしみ治療と同じ方法で対応可能です。大きく盛り上がったものは、炭酸ガスレーザーや手術で除去します。

そばかすの原因と治療

そばかすは幼少期から見られることがありますが、大人になってからの治療でも十分効果が期待できます。幼少期のそばかすは、思春期を過ぎる頃に徐々に薄くなり目立たなくなる場合が多いため、デリケートな肌への早期治療は控え、思春期以降の治療をおすすめしています。

そばかすの原因

そばかすの主な原因は遺伝とされています。メラニンには黒色のユーメラニンと、黄色から赤色のフェオメラニンがあり、これらの割合が肌や髪の色を決めます。フェオメラニンが多い人は色白で、そばかすができやすい体質であることが多いです。ただし、親にそばかすがあっても、必ずしも子供に生じるわけではありません。しかし、そばかすは他のしみと同様に、紫外線を浴びることでメラノサイトがメラニンを過剰生成し、色素沈着を引き起こします。そのため、子供の頃はそばかすがなかった人でも、大人になってから現れることがあります。

そばかすの治療

そばかすの治療は、メラニンの排出を促進する方法と生成を抑制する方法を組み合わせて行います。内服薬のL-システインやビタミンC・Eによる体内治療や、ピーリングなどで改善が期待できます。また、即効性を求める場合には、Qスイッチルビーレーザーを用いた治療が効果的です。このレーザーはメラニン色素のみを破壊し、周囲の皮膚組織を傷つけません。特にそばかすには高い効果が報告されており、内服やピーリングより迅速な改善が可能です。治療後は、美白作用のあるハイドロキノンを処方することもあります。

肝斑の原因と治療

肝斑の原因

肝斑の明確な原因は解明されていませんが、30~50代の女性に多く見られ、その後は加齢に伴い減少することから、女性ホルモンのバランスの乱れが関与していると考えられています。

肝斑の治療

肝斑治療には、主に内服薬と外用薬、レーザー治療などがあります。内服薬ではトラネキサム酸が一般的で、3ヶ月を目安に服用しますが、抗プラスミン作用があるため長期使用は避ける必要があります。外用薬では、ハイドロキノンやトレチノインが用いられ、シミ改善に効果的ですが、肌への刺激に注意が必要です。また、レーザー治療は色素沈着の強い肝斑に有効で、1週間毎に治療すると2ヶ月程度で改善が期待できます。

くすみの原因と治療

くすみの原因

肌のくすみは、皮脂や老廃物の蓄積、紫外線やストレスなどの酸化ストレス、さらに加齢による新陳代謝の低下が主な原因です。これにより、ターンオーバーが遅れ、くすみが目立つようになります。

くすみの治療

くすみの治療には、以下のような方法があります。

美容治療

レーザー治療やイオン導入、フェイシャルマッサージなどで、肌のくすみを効果的に改善できます。

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スキンケア

くすみ対策には、クレンジングや保湿、紫外線対策が重要です。さらに、ピーリングで古い角質を除去し、美白成分配合の化粧品を使うと効果的です。

美白効果のある化粧品

ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白成分を含む化粧品を使うことで、くすみ改善が期待できます。

生活習慣の改善

食生活の見直しやストレス軽減、運動習慣の導入など、健康的な生活を心がけることで肌のくすみを改善できます。

透明感のある美肌へ!
当院で行うしみ治療

透明感のある美肌へ!当院で行うしみ治療しみには、そばかす、肝斑、老人性色素斑、炎症後色素沈着など様々な種類があり、多くの場合複数が混在しています。女性では肝斑と老人性色素斑、男性では老人性色素斑と炎症後色素沈着が特に多く見られます。治療方法はしみの種類によって異なり、治療によって他のしみを悪化させることもあるため、皮膚科専門医の診察が必要です。当院では、最新のしみ取り機器を導入するなど、様々なお悩みやご要望にお応えしています。

ピコレーザー

ピコレーザーは、1兆分の1秒という短いパルス幅で照射し、シミやそばかす、色素沈着、肝斑の除去や肌質改善を行うレーザー治療器です。当院では、症状や目的に応じて、従来のナノ秒レーザーや光治療を使い分けて治療を提供しています。

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水光注射

水光注射は、真皮の浅い層にヒアルロン酸やアミノ酸、抗酸化成分、成長因子などの美容成分を直接注入し、真皮のコラーゲン密度を高めて肌に潤い・ハリ・透明感を与える治療です。当院では、老化予防やエイジングケアに効果的な臍帯由来幹細胞培養上清液も取り入れ、さらに高い効果をめざした水光注射を提供しています。

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ピーリング・
レーザーピーリング

ピーリングは、薬剤を使って余分な皮脂や角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常化する施術です。これにより、くすみやしみ、ニキビの改善・予防が期待できます。1回の施術でも肌のツルツル感を実感できますが、繰り返し行うことで効果がさらに高まります。当院では、肌の状態に合わせた薬剤を使用し、ニキビや肌荒れからハリ・ツヤの改善まで、個別にピーリングを提案しています。

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ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、水流の力を利用した最新のピーリングマシンで、FDA認可を受けた安全性の高い治療方法です。特許取得のハンドピースが美容成分を含む水流を使い、余分な皮脂や角質を優しく剥離し、毛穴の奥の汚れも効果的に洗浄します。この施術は肌を保湿しながらピーリングできるため、乾燥や肌荒れのリスクを減らし、しわやくすみを改善しながら、みずみずしく潤いのある肌に導きます。

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エレクトロポレーション

エレクトロポレーションは、電気の力で美容成分をお肌に浸透させ、シミやそばかす、肝斑を改善する治療方法です。針を使わないため、痛みやダウンタイムがなく、安全性が高いのが特徴です。電気刺激で小さな穴を開け、美容成分を皮膚の奥まで届けることができ、イオン導入の約20倍の浸透効果があります。

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Qスイッチヤグレーザー

レーザートーニングは、肝斑、そばかす、シミ、くすみ、色素沈着、毛穴の開きに効果的な治療方法です。特に、これまでレーザーで治療が困難だった肝斑に画期的な効果を発揮します。微弱なパワーで照射されたQスイッチYAGレーザーがメラニンを徐々に破壊し、透明感のある肌を取り戻します。治療にはダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐに通常の生活に戻れます。コラーゲン生成を促進し、ハリのある美肌効果も期待できます。

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