毛穴・ニキビ・ニキビ跡で
お悩みの方へ
毛穴汚れは、皮脂が大量に分泌されることで起こり、加えて細菌が増えるとニキビができやすくなります。
毛穴の汚れと繰り返すニキビやニキビ跡の治療には、美容クリニックだからこそできる専門的な治療が必要です。
洗顔・保湿と基本的な治療についてはもちろん、効果的なスキンケアや食事の見直しも行いましょう。
このような症状・お悩みは
ありませんか?
- 毛穴の黒ずみや開きが気になる
- ニキビが繰り返しできる
- デコボコしたニキビ跡がある
など
毛穴・ニキビ(跡)の種類
毛穴の種類
毛穴の悩みをメイクでごまかしたり、たくさんの洗顔を試してみたりと、様々なセルフケアに挑戦している方も多いのではないでしょうか?開いた毛穴ケアは、セルフケアのみでは改善せず、専門的な治療が必要なケースも多いです。また、症状や状態に応じて選ぶ治療方法も異なります。
毛穴に老廃物が詰まり黒ずんだ状態
角栓とは、皮脂と角質が混ざったものが毛穴に詰まる状態です。皮脂が空気に触れて黒ずむと、さらに角栓が目立つようになります。鼻の頭といった皮脂の多い部分によく見られますが、無理に押し出したりピンセットで取ったりするのは避けましょう。丁寧に洗顔をして、しっかりと保湿することが大切です。
毛穴が開いている状態
皮脂分泌が多くなりすぎると、毛穴が開いた状態になることがあります。額から小鼻にかけての皮脂が多いTゾーンに多く見られ、優しくクレンジングを行い、十分な保湿が必要です。
肌がたるんで、毛穴が目立つ状態
加齢が原因で肌がたるんだ状態になると、丸い形の毛穴が楕円形に伸びやすくなります。頬やほうれい線の周辺に多く見られ、しっかりと保湿することが大切です。保湿剤はコラーゲンを増やす働きのあるクリームを選んだりビタミン類を摂取したりしましょう。
ニキビ(跡)の種類
ニキビやニキビ跡には種類があり、状態によって適切なケアや治療を行うことが改善への近道となります。放置したり、誤った方法でケアをすると悪化し、ニキビ跡が残る可能性もあります。
毛穴が詰まっている状態
(白ニキビ・黒ニキビ)
ニキビの初期段階では、毛穴に皮脂が詰まり発疹の状態になります。発疹の先が白っぽく見えるため、白ニキビと呼ばれることがあります。詰まっている皮脂が酸化すると黒っぽくなり、黒ニキビに変わります。
白ニキビと黒ニキビのいずれも炎症を起こしていないため、悪化しないように老廃物を取り除くスキンケアを行いましょう。
赤みがある炎症にきび
(赤ニキビ)
詰まった皮脂に雑菌やアクネ菌が感染すると、炎症を起こしてニキビの先端部が赤くなります。赤ニキビと呼ばれる状態となり、炎症性挫創とも言います。さらに悪化させてニキビ跡にならないように、炎症を鎮める治療を行う必要があります。
赤みが落ち着いたニキビ
赤ニキビは炎症が落ち着いても、皮膚に赤みが残ることがあります。放置すると炎症が再発する可能性が高いため、しっかりと治療することが大切です。
赤みが落ち着いて、色素沈着が目立つ状態
炎症が強く見られた部分に色素沈着が起こると、褐色の状態になることがあります。個人差はありますが、一般的にはおよそ数ヶ月で薄くなることがほとんどです。ですが、紫外線の影響を受けやすい状態のため、患部の紫外線対策を丁寧に行うようにしましょう。
ニキビ跡の状態
炎症が真皮に達すると、皮膚が凹みクレーター状の瘢痕となります。治療が難しい状態となるため、ほとんどのケースで美容医療の治療を必要とします。
なぜできる?
毛穴・ニキビ(跡)の
3つの原因
毛穴の奥には皮脂腺があり、皮脂を分泌して肌を乾燥から守る働きをしています。ですが、必要以上の皮脂が分泌されると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができます。さらに、アクネ菌が増加すると炎症が進行して炎症性のニキビになることもあります。
炎症の悪化は、ニキビが治っても色素沈着や赤み、クレーター状に陥没した跡を残すため注意が必要です。
過剰な皮脂分泌
毛穴からは、肌を保護する皮脂が分泌されています。ですが、乾燥やホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌が過剰になります。さらに、洗顔で落としきれなかった皮脂は細菌のエサとなるため、ニキビを発症しかねません。
毛穴の詰まり
皮脂が大量に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなります。毛穴に皮脂が留まり続けると、時間の経過とともに黒く酸化した状態となり取れにくくなります。また、毛穴が詰まっても皮脂の分泌は止まらないため、毛穴で皮脂がどんどん溜まる状態になります。
細菌の過剰繁殖
皮膚の表面には、たくさんの常在菌が生息しています。
皮脂が溜まった状態の毛穴は細菌が繁殖しやすく、菌が増えると赤く腫れたニキビが発生します。
毛穴・ニキビができやすい人の特徴
ニキビは皮脂が過剰に分泌して、毛穴に詰まることが原因の1つです。そのため、皮脂分泌が盛んな人は、ニキビができやすい傾向があります。
食生活が乱れている
皮脂分泌は食生活にも大きく関わるため、偏食の方は注意が必要です。特に脂質や糖質の多い食品をたくさん食べると、皮脂が過剰に分泌されやすくなります。
日頃から揚げ物や甘いものを好んで食べている方や、インスタント食品を食べる機会が多い方は食生活を見直しましょう。
睡眠時間が短い
睡眠は、肌細胞が受けたダメージを修復する時間でもあります。そのため、睡眠時間が短いと肌が十分に回復できません。
また、肌のターンオーバーが乱れるため、角質が落としきれずにニキビや毛穴詰まりを引き起こします。肌をしっかりと休めるためにも、睡眠時間は1日6〜8時間ほど確保しましょう。
ストレスが溜まっている
仕事や人間関係でストレスが蓄積されると、抗ストレス作用と男性ホルモンの分泌を促進するホルモンが分泌されます。
男性ホルモンは、皮脂を分泌しやすくするため、ニキビができる原因になります。
肌に触るクセがある
肌を触ったりこすったりすると、負担がかかります。短期間であれば問題ありませんが、普段から頬や鼻、口元を触るクセがある方は肌が敏感になりやすい傾向があります。
また、手の平には様々な雑菌が付着しているため、肌荒れやニキビを起こす原因にもなります。
誤ったスキンケアをしている
クレンジングや洗顔の際に力強くこすると、肌を傷める可能性があります。また、1日3回以上の洗顔は、必要以上に皮脂を落とすため控えるようにしましょう。
毛穴・ニキビ(跡)の治療方法
保険診療での治療
塗り薬
皮脂の分泌を抑える薬や新陳代謝を良くする薬、抗菌薬および抗炎症薬を処方します。ニキビができた箇所にだけ塗る薬や、顔全体にローションのように塗る薬があります。基本的には、洗顔後の清潔な肌に使用します。
内服薬
ニキビは、重症化するほど治療が難しくなります。そのため、できるだけ早いうちから治療を開始することが大切です。
保険治療の範囲では、早い段階で、皮脂の分泌を抑える薬やホルモンバランスを整える薬を使用します。また、炎症が見られる際には、抗菌薬や抗炎症薬、ビタミン薬での対応も行います。
さらに、患者様の体調や体質を考慮した漢方薬を処方することもあります。
美容皮膚科での治療
ピコレーザー
ピコレーザーは、アプローチしたいメラニン色素の度合いや深さに合わせて、レーザーの波長を調節して、色素を細かく砕くことができます。
レーザー照射後にはかさぶたができにくく、施術後のダウンタイムが少ないところも特徴の1つです。
ピーリング・
レーザーピーリング
ピーリングとは、顔全体に薬剤を塗り、肌荒れや肌トラブルを改善する治療方法です。皮膚の角質層から表皮上層部を剥がれやすくし、肌のターンオーバーをサポートします。
レーザーピーリングとは、レーザーの照射により、肌表面のピーリング作用を高める治療方法です。熱エネルギーによりターンオーバーが促され、古い角質や角栓を効率的に剥離させる働きがあります。
美容点滴・注射
美容点滴とは、繰り返しできるニキビや大人ニキビの悩みに特化しています。
アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタメジン(ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12)、トラネキサム酸、タチオンが含まれており、炎症を抑えながら色素沈着を予防します。
アスコルビン酸やトラネキサム酸などの美白効果に期待できる成分も導入することで、ニキビだけではなく、シミや肝斑、炎症後色素沈着の改善にも働きかけます。
ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルは、美容成分を含んだ水流で肌の汚れを洗浄したあとに、潤い補給を行う美容トリートメントのことです。肌を傷つけずに、毛穴の汚れや黒ずみ、古い角質を優しく除去します。
サーマルフラクショナル
サーマルフラクショナルとは、ラジオ波から得られる熱エネルギーを使用して、コラーゲン生成を促す施術のことです。肌を温めながらコラーゲン生成を促すことで、加齢を原因に不足したコラーゲンを補うことができます。
エレクトロポレーション
テキストエレクトロポレーションとは、電気パルスの力で美容成分を深部組織に浸透させる技術のことです。高い浸透性を持つため、美容成分を塗るだけの治療よりも、肌の深部に直接働きかけることができます。